ホームジムの適切な間取りとは?広さ別おすすめ器具をご紹介!

「自宅で手軽にトレーニングを始めたい」「ジムに通わず効率よく体を鍛えたい」
そんなニーズの高まりとともに、ホームジムを検討されている方も多くいるでしょう。
しかし、いざホームジムを始めようとしても「どのくらいの広さが必要?」「何をどこに配置すればいい?」など、間取りや器具選びに悩む方は少なくありません。

ホームジムを快適な空間にするためには、トレーニングの目的と生活空間とのバランスを考えた「間取りのスペース」が必要です。
スペースが限られていても、工夫次第で本格的なトレーニング環境を作ることは可能です。

本記事では、ホームジム設計の基本から、4畳・6畳・10畳以上といった広さ別のレイアウト例、マシンの選び方、配置の工夫、そして快適性を高める周辺設備まで、具体的に解説します。

ホームジムを作る前に考えたい「理想の間取り」とは?

ホームジムの設計を成功させるためには、やみくもにマシンをそろえる前に「目的」と「空間設計」をしっかりと見定めることが重要です。
特に住宅事情に合った間取りを考えなければ、トレーニングのしにくさや騒音トラブルにつながる恐れもあります。
ホームジムを作る前に押さえておきたい基本的な考え方と注意点を紹介します。

ホームジムの設置目的と使い方を明確にする

まず最初に考えるべきは「何のためにホームジムを作るのか」という設置目的です。
ダイエット、ボディメイク、健康維持、本格的な筋トレなど、目的によって必要なマシンやレイアウトは大きく変わります。
また、一人で使うのか、家族と共用するのかによっても必要なスペースや導線の設計に違いが出てきます。

例えば、有酸素運動中心であればエアロバイクやルームランナーがメインとなり、比較的コンパクトな空間でも対応できます。
一方で、フリーウェイトを中心とした本格的な筋トレを行う場合は、スミスマシンやパワーラック、ベンチ、バーベルなど、比較的広い面積が必要になります。
こうした目的を明確にすることが、後悔のないジム設計の第一歩となります。

トレーニング内容に応じた必要スペースの目安

必要な部屋の広さは、使用するマシンの種類や数によって変わります。
一般的には、最低限のトレーニングスペースとして4畳(約7㎡)が目安とされ、コンパクトな器具や自重トレーニングなら十分に対応可能です。

ベンチプレスやパワーラックを導入するなら6畳(約10㎡)程度が望ましく、可動域や器具の出し入れも考慮した設計が必要です。
さらに、複数の大型マシンやケーブルマシンを配置するには、10畳以上(約16㎡〜)のスペースがあれば余裕をもって快適にトレーニングできます。
また、高さにも注意が必要です。ラックの設置やバーベルの上下動作を考慮し、天井高は最低でも2.4m以上を確保しておくと良いでしょう。

間取りで後悔しないためのチェックポイント

床の補強

トレーニング器具の重量や動作時の衝撃は、住宅の床に大きな負荷を与えます。
特にアパートやマンションの2階以上に設置する場合は、必ず床の補強を行いましょう。
基本はフロアマットを使用することで、床のたわみや騒音を軽減します。
重い器具を落とすリスクのあるフリーウェイトトレーニングでは、さらに強度のある補強材を使うのが理想的です。

エアコン設置

トレーニング中は体温が上がるため、空調設備の設置は必須です。
夏場や密閉された空間では、エアコンと換気扇を併用して室内の温度と湿度を適切に保つことが重要です。
快適な環境が維持できれば、トレーニングの継続率も自然と向上します。
除湿機能付きのエアコンや空気清浄機との併用もおすすめです。

【広さ別】ホームジムのおすすめレイアウト例

ホームジムの設計では「部屋の広さに応じた器具配置」が重要なポイントになります。
限られた空間の中でも効率よくトレーニングを行うためには、用途に応じた機器の選定と動線設計が必要です。
ここでは、4畳・6畳・10畳以上といった広さ別に、どのようなトレーニングが可能で、どんなマシンが設置できるかを具体的に紹介します。

4畳(約7㎡):省スペースでできる自重トレーニング

4畳程度のスペースであっても、工夫次第で十分にトレーニング環境を整えることが可能です。
主に「自重トレーニング」を中心にしたメニュー構成が理想で、マット1枚分のスペースがあれば、プランク・スクワット・ランジ・腕立て伏せなどの基本メニューがこなせます。

器具を使う場合は、インクラインベンチやコンパクトなダンベルなどを活用できます。
また、壁面に大きな鏡を設置すればフォームの確認ができ、効果的なトレーニングにもつながります。
小型スピーカーやスマホスタンドを設置すれば、動画を見ながらのトレーニングできます。

★予算目安:5〜10万円
・インクラインベンチ
・ダンベル
・トレーニングマット
・フロアマット

6畳(約10㎡):ベンチ・バーベル・パワーラックも置ける中級者向けジム

6畳の空間が確保できれば、本格的なホームジムとしての活用が可能です。
この広さであれば、パワーラック、バーベル、インクラインベンチなどをバランスよく配置でき、多彩なトレーニングメニューに対応できます。
腕を広げるスペースや器具の可動域も取りやすく、トレーニングの質が向上します。

収納ラックやミラー、ラバーマットなども設置しやすくなるため、快適性や安全性もアップします。

★予算目安:20〜50万円
・インクラインベンチ
・ダンベル
・トレーニングマット
・フロアマット
・パワーラック
・バーベル
・プレート

10畳以上(約16㎡〜):スミスマシンなども設置可能!ジム並みの環境

10畳以上の広さがある場合、ケーブルマシン付きスミスマシンなどの大型マシンを組み込むことが可能です。
トレーニングのバリエーションも格段に広がり、ジムに通わずとも本格的なトレーニングが行えるようになります。

例えば、スミスマシンは安全性が高く、ベンチプレスやスクワットなどの基本的な動作をサポートし、初心者から上級者まで幅広く活用できます。
フリーウェイトとマシントレーニングを組み合わせた効果的なトレーニングが可能です。

また、この広さなら器具と器具の間も十分に確保できるため、トレーニング中の動線も確保できます。
床補強や騒音対策といった基本設備に加え、鏡や収納棚、ダンベルスタンド、さらには有酸素系マシンを加えることで、さらに機能性が高まります。

★予算目安:50~100万円
・インクラインベンチ
・ダンベル
・トレーニングマット
・フロアマット
・スミスマシン
・ケーブルマシン
・バーベル
・プレート
・トレッドミル

マシン配置のコツとレイアウトの工夫

ホームジムを快適で効率的な空間に仕上げるためには、トレーニングマシンの配置に工夫が必要です。
器具をただ並べるだけでは、スペースを無駄にしたり、トレーニング中に周りの器具とぶつかるなど、安全性が損なわれる可能性があります。
動線を意識した設計や目的に合ったマシンの選定をうまく組み合わせることで、より質の高いホームジムが実現します。

動線の確保と安全スペースの目安

トレーニングマシンを配置する際に最も重要なのは、「動線」と「安全なスペース」です。
マシンの間には最低でも60cm以上のスペースを確保し、バーベルやダンベルを扱うエリアでは1m以上の余裕を持たせるのが理想的です。
特にパワーラックやスミスマシンを使う場合は、バーベルの可動域と立ち位置の余白を確保することで、安全性が高まります。

また、トレーニング中の移動ルートもスムーズになるよう、ベンチやマシンを壁沿いに配置するなどの工夫も必要です。
出入り口からの動線や、休憩スペースの確保にも配慮することで、ストレスのない快適な空間をつくることができます。

収納・鏡・スピーカーなどの設備も考慮しよう

快適なホームジムに仕上げるためには、トレーニング器具だけでなく、周辺設備にもこだわることが大切です。
まず取り入れたいのが全身が映る鏡です。フォームの確認やモチベーション維持に役立ち、トレーニングの質を大きく向上させてくれます。

また、器具やアクセサリーを整理整頓できる収納棚やラックも重要です。
ダンベル、バンド、マットなどが散乱しないように専用の収納スペースを確保しておくことで、常に清潔で整った空間を保てます。

さらに、Bluetoothスピーカーやディスプレイを設置すれば、トレーニング中にお気に入りの音楽や動画を楽しみながら、集中力を高めることが可能です。
照明にもこだわれば、まるでジムのような雰囲気を自宅で再現できます。
このような+αの要素が、毎日のトレーニングを続けるためのモチベーション維持にもつながるのではないでしょうか。

月額1万円のジム vs ホームジム、どっちが得?

フィットネスジムの月額費用をおよそ1万円前後で仮定すると、年間で12万円、5年間では60万円の支出になります。
一方、ホームジムの場合は初期費用を抑えようと思えば5-10万円で最低限必要な器具は揃えることができますが、フィットネスジム並み器具を揃える場合、約50〜100万円分の初期費用がかかります。
ホームジムの場合、基本的に継続的な費用はかかりませんし、機材は長期間使用できるため、年数が経つほどコストパフォーマンスが高まります。
また、家族や友人と共有できる場合はさらにお得になるのもホームジムの魅力です。

月額ジム vs ホームジムの比較表

項目月額ジムホームジム
初期費用なし5〜100万円(器具の質や量による)
月額・継続費用約1万円(年間12万円)基本なし(メンテナンスや電気代程度)
5年間の合計コスト約60万円5〜100万円(購入内容によっては節約も可能)
器具の充実度多種多様な器具を完備予算次第。最低限でも効果は出せる
メンテナンスジム側が対応自己管理(簡単な清掃・点検)
混雑状況混んでる時間帯は待ち時間あり待ち時間なし。いつでも使える
移動時間往復30分〜1時間かかることも移動時間はなし。
営業時間の制限24時間営業もあるが制限ある場合も自由。24時間好きなタイミングで可能
家族との共有基本不可家族・友人とも共有できる
モチベーション維持周囲の目やスタッフで保ちやすい意志力が必要(サボりやすい)
引っ越しリスク柔軟に乗り換えられる器具の持ち運びが大変
長期的コスパ△(毎月支払いが発生)◎(長く使うほど元が取れる)

本格的なホームジムを作るならREVOLUONEのオールインワンスミスマシン

REVOLUONEでは、「オールインワンマシン」を中心に、パーソナルジム・ホームジム等、用途に合わせたフィットネスマシンから、トレーニング効率を向上させるグッズまで、幅広くラインナップしております。

REVOLUONEのオールインワンスミスマシンは、自宅で本格的なトレーニングをしたい方にぴったりの一台です。
ホームジムを作ろうと考えている方は、REVOLUONEのトレーニングマシンを確認してみてはいかがでしょうか。

■本格パーソナルジムセット RE-PMS001
■価格:¥495,000(税込み)
■SET内容:下記全製品

・オールインワンスミスマシン3.0 RE-OS001 ¥385,000
・アジャスタブルインクライン&デクラインベンチ RE-FB004 55,000円
・ラバープレート RE-FP001 120kg分 ¥66,000
・EZバー1,200mm RE-FV002 ¥13,200
・オリンピックバー2,200mm RE-FV001¥33,000
・アタッチメント5点SET RE-GA025 ¥33,000
・ラットプルバー RE-GA011 ¥6,600
・プーリーハンドル RE-GA023 ¥4,400
・ケーブルハンドル RE-GA022 ¥3,300
・トライセプスロープ RE-GA020 ¥3,300
・バーベルカラー RE-GA002 ¥1,100
・バーベルパット RE-GA001 ¥2,200

※通常製品価格 ¥606,100(¥111,100お得)
※製品の価格は2025年03月時点の価格

製品の詳細を見る

まとめ

ホームジムの設計には、目的に応じた器具選びだけでなく、空間設計や動線、安全性の確保といった視点も欠かせません。
本記事では、4畳・6畳・10畳以上という広さ別に、適切な間取り例や設置可能なトレーニングマシンを具体的に紹介し、理想のホームジムづくりをサポートするための情報をお届けしました。

限られたスペースでも工夫すれば、快適で効率的なトレーニング空間をつくることが可能です。
動線の確保や床補強、収納設備、快適性を高める鏡やスピーカーの導入など、+αの要素を加えることで、自宅でのトレーニングがより楽しく、長く続けられる環境になるでしょう。

また、ジム通いと比較した場合でも、ホームジムは初期費用こそかかるものの、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れていることもあります。
自分に合ったトレーニング環境を、自宅で整えてみてはいかがでしょうか。