「家でも気軽にトレーニングしたい!」と憧れてホームジムをつくったものの、使い始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのは、ホームジムあるあるです。
思った以上にスペースを取られたり、騒音が気になったり、器具のメンテナンスが面倒になったり…。
せっかくお金と時間をかけるなら、できるだけ失敗は避けたいもの。
この記事では、ホームジムの後悔ポイントとその対策を併せて解説します。
ホームジムで後悔したこと
1. 音や振動が気になる
ホームジムを作ってみたものの、「音や振動が気になる」という理由で後悔する人は少なくありません。
特にマンションやアパートでは、バーベルを床に置く音やトレッドミルの振動が下の階に響くと騒音トラブルに発展する可能性があります。
一戸建てであっても、家族の就寝時間であればトレーニングの音を注意されるかもしれません。
「好きな時間にトレーニングできるはずだったのに、結局周囲に気を使うことになった」という声もあるようです。
【後悔ポイント】
・思ったより音が響いて、家族や隣人に迷惑をかけることになった
・騒音や振動を気にしながらだと、思い切りトレーニングできない
2. 床を傷つけてしまった
ホームジムのよくある後悔として、「床を傷つけてしまった」ことがあげられます。
特にダンベルやバーベルを使ったトレーニングでは、器具を置いたときの衝撃でフローリングがへこんだり、傷がついたりします。
また、重量のある器具を長期間同じ場所に置いていると、その部分だけ床が沈んでしまい、歪みの原因になることも。
こうしたダメージは見た目の問題だけでなく、賃貸物件なら退去時の修繕費用がかかるリスクもあります。
【後悔ポイント】
・マットを敷かずにダンベルを置いたら、フローリングがボコボコになった
・賃貸なのに床を傷つけてしまい、退去時の修繕費が心配
3. 器具を置くスペースがない
ホームジムをつくる際、「器具を置くスペースがない」というのは、思っている以上に大きな後悔ポイントになります。
最初は「この部屋の片隅に置けばいいかな」とか、「省スペースの器具を選べば大丈夫」と考えがち。
しかし、いざ置いてみると思った以上に場所を取りますし、動くスペースも必要になるため結局窮屈になってしまいます。
また、一度設置すると「やっぱりここでは狭い」と思っても簡単には移動できず、家族から「邪魔なんだけど…」と言われることも。
結局、「こんなに場所を取るならジム通いのほうがよかったかも」と後悔する人もいるようです。
【後悔ポイント】
・器具は入ったけど、トレーニングするスペースが狭くて動きづらい
・折りたたみ式のランニングマシンにしたけど、結局出しっぱなしになって邪魔
4. 器具のメンテナンスや処分が面倒
「器具のメンテナンスや処分が面倒だった…」と後悔する人も多いです。
トレーニング器具は一度買えばずっと使えると思いがちですが、実は定期的にお手入れする必要があります。
ダンベルやバーベルは汗や手の脂でサビやすいですし、トレッドミルやエアロバイクはモーター部分のメンテナンスが必要です。
さらに、いざ処分しようと思ったときも大変です。
小さいものならまだしも、大型のトレーニングマシンは簡単に捨てられません。
「粗大ゴミの手続きが面倒」「売りたいけど引き取り手が見つからない」といった悩みを抱えることになります。
【後悔ポイント】
・ダンベルがサビてきたけど、メンテナンスが面倒で放置
・もう使わないのに、処分するのが大変すぎて結局部屋の隅でホコリをかぶっている
5. お金がかかる
ホームジムをつくる際、最初は「ジムの月会費を払うより長い目で見ればお得!」と思うかもしれません。
でも、いざ始めてみると思った以上に費用がかかることに気づきます。
最低限そろえるだけでもダンベル、ベンチ、マット、バーベルなどで数万円。
そこにパワーラックやトレッドミルまで加えると、一気に20万円以上かかることもあります。
「これで終わり」と思っていても、後から「やっぱりこの器具も必要かも…」と追加購入してしまい、気づけばかなりの金額になっていることも。
【後悔ポイント】
・ジムならタダで使える設備にお金をかけすぎた
・安い器具を買ったら使いづらくて結局買い替え。最初から良いものを買えばよかった
6. モチベーションがなくなった
ホームジムをつくり始めた時、「これでいつでも好きなときにトレーニングできる!」とワクワクしたはず。
しかし、いざ始めてみるとモチベーションが保てないという現実に直面し、「せっかくお金をかけたのに、トレーニングが続かない…」と後悔するのはよくあることです。
ジムに通っていた時は、周りの人が頑張っている姿を見て「自分もやらなきゃ」と思えたかもしれません。
でも、ホームジムだと周りの目がないぶん、つい「今日は疲れたし、明日やればいいか」と先延ばししやすくなってしまうのです。
また、モチベーション維持にはある程度の環境の変化も大事です。
ジムなら「家を出る→トレーニング→帰る」と気持ちを切り替えられますが、ホームジムだと日常の延長になりがちでスイッチが入りにくいことも。
結果として、「せっかくお金をかけたのに、全然使わなくなってしまった…」と後悔するケースが少なくありません。
【後悔ポイント】
・ジムなら強制力があったけど、家だとついサボってしまう
・買ったときはワクワクしていたのに、今では部屋の隅で置き物と化しているトレーニング器具
ホームジムで後悔しないための対策
音や振動を防ぐには?
まず、防音・防振マットを敷くことは必須です。
厚みのあるラバーマットやジョイントマットを重ねて敷くことで、床への衝撃を和らげられます。
特に重量のある器具を使うなら、複数枚重ねて設置するとさらに効果的です。
次に、器具の使い方にも工夫をすると、音を抑えられます。
例えば、バーベルを床に落とさずにゆっくり降ろす、ダンベルを置く時に勢いよく置かない、といった意識だけでも違います。
また、ダンベルやバーベルのプレートは鉄製よりもラバープレートを選ぶと音が響きにくくなります。
もし「それでも振動が気になる…」という場合は、静音性の高い器具を選ぶのも一つの方法です。
特にトレッドミルやエアロバイクは、静音モデルを選ぶだけでかなり違います。
【対策ポイント】
・厚手の防音・防振マットを敷く(ラバーマットがおすすめ)
・マシンはなるべく静音性の高いモデルを選ぶ
・周囲の生活音が多い昼~夕方の時間帯にトレーニングするのが無難
床を傷つけないためには?
前述した内容ともつながりますが、一番効果的なのはしっかりした保護マットを敷くこと。
ジョイントマットやラバーマットは定番ですが、厚みは1.5cm(15mm)以上のものを選びましょう。
また、トレッドミルのように振動を伴う器具は、防振マットを併用すると、床への負担を軽減できます。
そして意外と見落としがちなのが、汗や湿気によるダメージです。
フローリングだと、トレーニング中の汗が落ちて染みになったり、湿気で床が変色してしまうこともあります。
そうならないためにも、撥水性のあるマットを敷くか、こまめに拭き取る習慣をつけておくと安心です。
「こんなに気をつけることがあるの?」と思うかもしれませんが、後から床の修繕費がかかることを考えると、最初にしっかり対策をしておくほうが断然お得です。
【対策ポイント】
・マットの厚みは1.5cm(15mm)以上
・汗や湿気による変色にも注意
限られたスペースでトレーニングするには?
ホームジムでスペースが足りなくなってしまう原因のひとつは、鍛えたい部位ごとに専用の器具を増やしてしまうから。
スクワット用にパワーラック、ベンチプレス用にフラットベンチ、懸垂用にチンニングバー…と、ひとつひとつ揃えていくうちに、気づけば部屋が器具で埋まってしまった、というケースは少なくありません。
どこに何を置くか、どうやって動線を確保するかを考えるだけで手間がかかり、トレーニングを始める前にストレスを感じることも。
おすすめしたいのは、1台でマルチな部位のトレーニングができる器具を導入することです。
REVOLUONEの「オールインワンスミスマシン」ならベンチプレス、デッドリフト、ショルダープレス、バックランジなど様々なトレーニングを1台でこなせます。
それぞれのトレーニング用に個別の器具を揃える必要がないため、スペースを節約できます。
【対策ポイント】
・トレーニングしたい部位ごとに器具を増やすと、スペースはいくらあっても足りない
・1台でマルチに鍛えられるREVOLUONEの「オールインワンスミスマシン」がおすすめ
器具のメンテナンスや処分はどうする?
ホームジムの器具を長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスを習慣化することが大切。
サビを防ぐためにトレーニング後はバーやプレートを乾いた布で拭き取る、ネジや可動部分の状態を月に一度チェックするだけでも、長持ちしやすくなります。
また、処分をスムーズにするために「買う前に手放す方法を考えておく」のもポイントです。
リセールバリューが高いブランドのものを選ぶ、組み立て・解体しやすいモデルを選ぶといった工夫をしておくと、不要になったときの負担を減らせるでしょう。
【対策ポイント】
・汗や湿気でサビが発生しないよう、使用後に乾いた布で拭く
・不要になったときの処分方法をあらかじめ考えておく
費用を抑える方法は?
「最初のコストを抑えたいから安いものを選ぼう」と思うかもしれませんが、安すぎる器具は耐久性が低く、結果的に買い替えが必要になることも。
特に初期投資がかかる大型のトレーニング器具は、丈夫で長く使えるものを選んだほうがトータルのコストは安くなることが多いです。
多少費用はかかっても「コスパが良い=長く使える」と捉えることもポイントです。
【対策ポイント】
・「買いすぎない」のが一番の節約
・安いから買うのではなく、「長期的に見てお得かどうか」で判断する
モチベーションを維持するコツは?
ホームジムは「いつでもできる」環境だからこそ、つい後回しにしてしまいがち。
モチベーションを維持するには、やる気に頼るのではなく、自然と続けたくなる仕組みをつくることが大切です。
まず、トレーニングの目標を決めましょう。
「なんとなく運動しよう」と思うだけでは続きにくいですが、「1カ月でスクワットの重量を5kg増やす」といった具体的な目標を設定すると、達成感を感じやすくなります。
次に、トレーニング環境を整えてみるのもモチベーション維持には大切。
鏡を置いてフォームを確認しやすくしたり、好きな音楽や動画を流してジムのような雰囲気を作ることで、気持ちをトレーニングモードに切り替えやすくなります。
トレーニングウェアやギアを新調するだけでも、「せっかくだから使いたい」という気持ちが生まれ、やる気につながります。
そして、やる気が出ない日でも「とりあえず1セットだけやる」と決めておくこと。
一度動き始めると、「せっかくだからもう少しやろう」と気分が乗ってくるため、まずは始めるハードルを下げて取り組むことを意識しましょう。
【対策ポイント】
・具体的な目標を決めて、小さな成功体験を積む
・環境を工夫して、トレーニングしたくなる空間をつくる
・「とりあえず1セットだけやる」ルールで、やる気がなくても始められる仕組みをつくる
1台でマルチにトレーニングするならオールインワンスミスマシン

REVOLUONE(レボルワン)の「オールインワンスミスマシン」は、ベンチプレス・スクワット・デッドリフト・ショルダープレスなどを1台でマルチにこなせます。
しかも、スミスマシン1台分のスペースを確保するだけでOK。
「器具をあれこれ置いたら部屋が狭くなってしまった」と後悔することなく、効率的にトレーニングできます。
また、バーベルの軌道が固定されているため、安定したフォームでトレーニングができるというメリットもあります。
ジムに通わなくても自宅でしっかりと追い込むことができるため、本格的な筋トレをしたい方におすすめのマシンです。
以下のページで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
ホームジムは、自分のペースでトレーニングができる魅力的な空間。
ですが、準備不足のまま始めると後悔するポイントも少なくありません。
「思ったよりスペースを取る」「音や振動が気になる」「意外とお金がかかる」といった失敗を防ぐためには、あらかじめ以下の対策を考えておきましょう。
・防音、防振対策を入念に行う
・コストを抑えつつ、長く使える質の良い器具を揃える
・スペースを考慮し、マルチに使える器具がおすすめ
・やる気に頼らないモチベーション維持の仕組みをつくる
しっかりと準備して、オリジナルのホームジムづくりを楽しみましょう。