ホームジムの床はどう補強する?傷つく原因と対策を紹介

ホームジムで使うマシンやバーベルなどは重量があるため、床に直置きしてしまうと傷や凹み、騒音・振動によるトラブルの原因になります。

特に賃貸住宅では、退去時の補修費用がかかる可能性もあるため、事前の対策が大切。
この記事ではホームジムの床が傷つく原因と、その対策を紹介します。

ホームジムで床が傷つく原因は?

ダンベルやバーベルを落として凹んでしまった

ホームジムで床が傷つく大きな原因のひとつが、ダンベルやバーベルの落下です。
特に重量のある器具を使用していると、たとえ低い位置から落とした場合でも床に大きな衝撃が加わります。
フローリングやクッションフロアなら凹みやひび割れのリスクが高く、コンクリートでも繰り返しダメージを受けるとひびが入る恐れがあります。

マシンの重さで凹んでしまった

トレーニングマシンは見た目以上に重量があり、設置しただけで床に負担がかかります。
特に大型なマシンは一点にかかる圧力が大きく、フローリングなら凹み、クッションフロアなら内部が潰れてしまうことも。

さらに、細い脚のマシンほど負荷が集中しやすく、体重や動作の衝撃でじわじわと床材を傷めてしまいます。
気づかないうちに凹みが広がり、設置場所を変えたときにダメージの跡がはっきり見えてしまうこともあるので要注意です。

トレーニング時の振動で凹んでしまった

意外と見落としがちなのが、振動による床へのダメージです。
スクワットやデッドリフトのように足元に力を入れる種目では、床に大きな圧力がかかります。

また、ランニングマシンやバイクなどの有酸素マシンは、使用中の振動が床材に負担をかけ続けます。
特にマンションやアパートでは、下の階に響くだけでなく、長期間の使用で床材がわずかに沈んでしまうことも。
変化がわかりにくいですが、気づいたときには凹みができていた、ということになりかねません。

摩擦によって擦り傷ができてしまった

トレーニング器具は基本的に固定して使いますが、少しずつズレたり、移動させたりすることもあります。
例えば、ベンチやパワーラックの位置を変える際に床と擦れて傷がつくことがあります。

また、ラバープレートやダンベルを床に置いたまま引きずると、表面に細かい擦り傷ができやすくなります。
フローリングやクッションフロアはこうした傷に弱く、何度も繰り返すうちに表面が削れてしまうことも。
小さな傷が広がって、見た目も悪くなってしまうので気をつけたいところです。

汗や湿気で劣化させてしまった

トレーニング中の汗や湿気も、床を傷める原因になります。
フローリングやクッションフロアは水分に弱く、汗が染み込むと膨張や変色といった影響がでます。

また、湿気がこもるとカビが発生しやすく、床材の寿命を縮めてしまう可能性も。
見た目には問題なくても、時間が経つと変色や劣化が進んでしまうため、注意が必要です。

ホームジムの床を補強するには?

3層構造で補強する

ホームジムの床を補強するなら、「3層構造」にするのがポイントです。

【3層構造】
●上:ホームジム用のマット
●中:合板(コンパネ)
●下:ジョイントマット

ジョイントマット

まず、一番下に敷くのが「ジョイントマット」です。
クッション性が高く、衝撃を和らげてくれるほか、階下への騒音や振動対策として効果的です。
ジョイント式なので部屋の形に合わせてカットしやすいのもメリットです。

【Point】
・厚みは10mm以上(薄すぎると効果が弱い)
・EVA樹脂素材など、クッション性のあるものを選ぶ

合板(コンパネ)

次に、ジョイントマットの上に「合板(コンパネ)」を敷きます。
この合板があることで、床の安定感がかなり増します。
特にバーベルやダンベルを使う際、床がたわむとバランスを崩す原因になりますが、合板を挟むことで補強できます。

【Point】
・厚さは12mm以上(薄いと強度が足りない)
・「すのこ状」に並べることで、空気の通り道ができて湿気対策にもなる

ホームジム用のマット

最後、一番上に「ホームジム用マット」を敷きます。
このマットには衝撃の吸収、防音・防振、そして滑り止めの効果があります。

特にマンションやアパートなど近隣住民がいる環境では、騒音対策としてマットは必須。
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REVOLUONE 複色フロアマット

【Point】
・厚さは10mm以上(振動・騒音を抑えるため)
・ラバーマットがおすすめ

より本格的に補強するなら鋼製束(こうせいづか)

鋼製束(こうせいづか)は、床の下から支えて強度を上げるための金属製の支柱です。
重量のあるマシンや器具を使うと床が沈み込んだり、きしんだりしますが、鋼製束を設置することで軽減できます。
床下に設置して大引(おおびき)という部分を支えることで、床の耐荷重がアップする仕組みです。

ただし、床の構造に手を加える必要があるため、賃貸では設置できません。
DIYもできますが、しっかり補強するには専門業者に相談するのがおすすめです。
高重量のバーベルを使う、スクワットラックを置く予定であれば検討すると良いでしょう。

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まとめ

ホームジムをつくるなら、トレーニング器具だけでなく「床の補強」も忘れてはいけません。
床に傷がつくのを防ぐには、「ジョイントマット+合板+ホームジム用マット」の3層構造にするのが基本。
予めしっかり補強して、床の傷や凹みを気にせずトレーニングを楽しみましょう。