自宅で本格的なトレーニングを始めたいけど、どんな器具を揃えれば良いか迷っていませんか?
この記事では、初心者から上級者まで、ホームジムをつくりたい方へ向けておすすめのマシンをご紹介します。
まずは最低限揃えるアイテム
ダンベル(可変式)

ダンベルは筋トレの基本とも言えるアイテムで、様々なトレーニングに活用できます。
胸筋を鍛えるベンチプレスの代わりにダンベルプレスができますし、腕や肩など全身を効率的に鍛えられます。
おすすめは重量を変えられる「可変式タイプ」で、初心者から中級者まで長く使えます。
またダンベル自体はひとつで済むので、場所をとらないのも魅力です。
トレーニングベンチ

ベンチがあることで、筋トレの幅がぐっと広がります。
角度調整ができないフラットベンチでもOKですが、インクライン(角度調整可能なタイプ)があると、胸や背中を鍛えるトレーニングが充実します。
フロアマット

床の傷防止や、トレーニング中の騒音を軽減するためにマットは必須です。
トレーニングする際に、マットがないと器具の重みで床がへこんだり、振動で近隣トラブルになるリスクがあります。
特に賃貸住宅であれば、傷がつくと退去時に修繕が必要になるため、厳重に床の補強を行ないましょう。
素材はラバータイプが一般的です。
高負荷なトレーニングをしたい方向け
バーベル

バーベルは、両端に重り(プレート)を装着する長い棒状のトレーニング器具です。
ベンチプレスやスクワット、デッドリフトなど、全身を鍛える高負荷トレーニングで使用されます。
ウェイトを増減させることで負荷を調整できるため、初心者から上級者まで幅広く使えます。
また、全身の筋肉を鍛えるコンパウンドエクササイズ(複数の筋肉を同時に使う種目)に向いています。
フォームを覚えれば効率的に筋力を高められるのが魅力です。
バーベルプレート

バーベルプレートは、バーベルに取り付ける重りです。
素材には鉄のほかにもゴムがあり、床を傷つけにくいため自宅ジムにおすすめ。
プレートの重みを変えて負荷を増減できるので、自分の筋力や目標に合わせたトレーニングが可能です。
軽いプレートから始めて、フォームを守って練習するのにも適しています。
バーベルカラー

バーベルカラーは、バーベルに装着したプレートが外れないための留め具です。
トレーニング中の怪我のリスクを抑えるために重要です。
クリップ型やねじ式などいくつかの種類があり、クリップ式が扱いやすいです。
パワーラック

高負荷なトレーニングでは、バーベルを持ち上げる途中で力が尽きてしまうことも。
パワーラックは、バーベルを支えるためのフレーム型器具として使います。
セーフティバーが付いてるため、スクワットやベンチプレスなどのトレーニングの安全性を高められるという点がメリットです。
また、チンニングバー(懸垂バー)が付いているモデルも多いので、全身の筋力トレーニングを1台で行えます。
どうしても空間を広く使うため、置くスペースの確保ができるかどうかに注意が必要です。
特定部位のトレーニングをしたい方向け
【背筋】ラットプルダウンマシン

ラットプルダウンマシンは、背中の筋肉、特に広背筋を集中的に鍛えられるため器具です。
上に設置されたバーを両手で握り、引き下げることで、背中全体に負荷をかけることができます。
広背筋は、体を「逆三角形」のようなシルエットにするために重要な筋肉で、男性にも女性にも人気の部位です。
懸垂と同じようなトレーニングが可能ですが、負荷を細かく調整できるため、初心者から上級者まで幅広い層に適しています。
広背筋を鍛えることで、姿勢が良くなるだけでなく、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
【腹筋】ケーブルマシン

ケーブルマシンは、滑車とウエイトを使って様々なトレーニングができる器具です。
腹筋を鍛える場合は、「ケーブルクランチ」という方法がよく使われます。
これはケーブルにアタッチメントを取り付け、ひざまずいた状態で上体を丸めるように動かしながら腹直筋を鍛えるものです。
この器具の特徴は、負荷を自分に合ったレベルで調整できる点にあります。
体重ではなくウエイトで負荷をかけるため、腹筋を割りたい人や高強度のトレーニングを求める人にぴったりです。
また、腹直筋だけでなく、腹斜筋やインナーマッスルにも効くため、引き締まった体を目指す人にもおすすめです。
【太もも】レッグエクステンションマシン

レッグエクステンションマシンは、太ももの前面に位置する大腿四頭筋を鍛えるための専用マシンです。
座った状態で足首に当てたパッドを持ち上げる動作を行うことで、膝を伸ばす力を使って筋肉を鍛えられます。
大きな特徴は、スクワットなどの複合的なトレーニングでは鍛えづらい部分を集中的に鍛えられる点です。
大腿四頭筋は脚全体の力強さや形に大きく関わる部位のため美脚を目指す方や、脚力を強化したい方におすすめのマシンです。
1つの器具で鍛えたいならREVOLUONEのスミスマシン

1つの器具でマルチな部位を鍛えたい。
そんな方には、マシンメーカーであるREVOLUONE(レボルワン)の「オールインワンスミスマシン」がおすすめです。
スミスマシンの特徴
オールインワンスミスマシン3.0 MPモデル(RE-OS001)は、以下の機能を一体化した複合型のマシンです。
全身のトレーニングをこれ一台で行えるのが最大の特徴です。
新しい3.0MPモデルの優れた点は、セーフティバーの高さ調整が細かく設定できること。
従来のモデルに比べ、調整可能な穴の数が22個から55個へと増加したことで、より細かいポジション調整が可能です。
【搭載機能】
(1)スミスマシン(約5kg)
(2)ケーブルモーション(ウェイトスタック:左右70kg)
(3)ラットプルダウン(ウェイトスタック:100kg)
(4)ローイング(ウェイトスタック:100kg)
(5)シャフトフック
(6)セーフティ
(7)ディップス
(8)マルチチンニング
(9)Tバー
トレーニング例
部位 | トレーニング内容 |
---|---|
下半身 | スクワット/レッグプレス/ヒップスラスター |
胸 | ベンチプレス/ケーブルクロスオーバー/ディップス |
背中 | シーテッドロウ/チンニング/デッドリフト/ラットプル/ローロー |
肩 | ショルダープレス/アップライトロウ/ケーブルサイドレイズ |
腕 | ケーブルカール/ケーブルトライセプスエクステンション |
スクワットやベンチプレス、デッドリフト、ラットプルダウンといった全身のトレーニングから、ケーブルクロスオーバーやヒップスラスターなど、より専門的なトレーニングまで行えます。
さらに、別売りのアタッチメントを利用することで、トレーニングの幅をさらに広げることができます。
自宅で本格的なトレーニング環境を整えたいと考えている方におすすめのマシンです。
以下のページでより詳しく製品を紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
ホームジムをつくるには、まずはダンベルやベンチなどの基本的なアイテムを揃えてから、トレーニング目的や鍛えたい部位に合わせてマシンを追加していくと良いでしょう。
特に、バーベルを使った高負荷トレーニングやパワーラック、特定部位に特化したチェストプレスやラットプルダウンマシンなどを組み合わせることで、ジムに近い環境を自宅で実現できます。
1台でマルチな部位を鍛えたい方には、多機能な「オールインワンスミスマシン3.0 MPモデル(RE-OS001)」がおすすめです。